マネークリップに興味はあるけど、不便さを感じたりと今までなかなか手が出せていなかった人も多いと思います。
マネークリップは、欧州のチップの文化からスマートに紙幣を出せるアイテムとして誕生したアイテム。
チップ文化がない日本では、一般的に定着はしてませんが、見た目のスマートさから日本でもマネークリップはかっこいいアイテムとしても認識されています。
また近年のキャッシュレスやミニマルブームで再注目されてるアイテムの1つです。
マネークリップは、とにかくスマートに現金を持ち歩くことができ、今の時代にもあったものでもあります。
その反面、収納が無いなど別途小銭入れを用意する必要がある場合も。
マネークリップには、お金を挟むだけの「クリップ型」と近年ではカード入れが付いてることが多い「二つ折り型」の大きく分けて2種類があります。
カードを持ち歩くことが多くなった現代では、二つ折り型が人気。
この記事では、マネークリップのメリットやデメリット。
小銭はどうすればいいのか?マネークリップの使い方や選び方などを紹介します。
マネークリップに興味はあるけど、実際どうなのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
マネークリップとは
マネークリップとは名前の通り「お金を挟む」アイテムのことで、お札を挟むのに使用します。
マネークリップの起源などは諸説ありますが、アメリカやヨーロッパのチップ文化で生まれたと言われています。
日本と比べ、欧州は紙幣の種類が多いため、チップも紙幣で支払われることが多くなります。
マネークリップは、簡単にスマートにチップを取り出せるアイテムであることから、紳士の必需品として親しまれています。
当初はお札だけを挟めるアイテムでしたが、時代に合わせてカード入れや小銭入れが付いたものが登場するなど、財布の1つとして進化してきました。
硬貨の種類が多く、チップの文化が無い日本では欧州ほどマネークリップは定着はしませんでした。
しかし、スマートにお金を収納できることから昔ながらのファンも多く、近年のキャッシュレスやミニマルブームで再注目されているアイテムでもあります。
マネークリップのメリット
マネークリップの1番のメリットは、スタイリッシュで持ち運びがとても楽なところ。
ここでは、マネークリップを使うことのメリットを紹介していきます。
とても小さくかさばらない
マネークリップは、財布の中でも特に小さくかさばらない種類の1つです。
本体自体がとても薄く、小さなカバンはもちろん、スーツの内ポケットにも簡単に収納することができます。
少しでも物を減らしたい方にはとてもおすすめのアイテムです。
見た目がスタイリッシュ
マネークリップは、小さく薄いことから見た目もとてもスタイリッシュになります。
スーツの内ポケットやズボンのポケットに入れてもあまり膨らまず、収納時の見た目もスタイリッシュです。
ポケットに財布を入れた時に膨らむのが気になっていた方にはとてもおすすめです。
不要なものを持ち歩かなくなる
マネークリップはお札を挟むだけのとてもシンプルな物です。
現在は、小銭入れやカード入れなどが付いている物もありますが、普通の財布と比べてとてもシンプル。
そのため、今まで通常の財布に入れてたような不要な物も持ち歩かなくなるようになります。
レシートを財布に入れてごちゃごちゃになってしまうことも回避することができ、整理整頓の習慣も身に付きます。
通常の財布と比べて安価
シンプルなデザインのため、通常の財布と比べてとても安価なのも大きな特徴です。
数百円のマネークリップもあり、気軽にお試しとして使ってみることもできます。
ハイブランドのマネークリップも少し頑張れば手の届く価格で販売されています。
ルイヴィトンで例えると、長財布だと通常10万円〜15万円ほど。
コンパクトな折り畳み財布でも6万円〜10万円ほどですが、マネークリップは37,400円で購入することができます。
できる男を演出できる
欧州の文化で生まれ、日本ではそこまで定着していないマネークリップ。
日本ではマネークリップは、お金がある人が使うイメージがある人も多いことから、できる男を演出するアイテムとしても利用できます。
支払い時にさりげなくマネークリップを取り出すことで自分を少しブランディングできます。
マネークリップのデメリット
マネークリップのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
ここでは、マネークリップのデメリットを紹介します。
収納が少ない
小さくコンパクトなメリットがある反面、収納が少ないのがデメリットにもなります。
カード入れや小銭入れが付いているものもありますが、基本的にはお札を挟むだけのものです。
今まで財布に収納していた小銭やカード類、その他のものはマネークリップには収納できなくなってしまいます。
そこを理解した上で使用する必要があります。
お札をたたむ必要がある
普段長財布を利用している人は、お札をたたむ習慣が無いと思います。
しかし、マネークリップは基本的にお札をたたんで挟みます。
お札をたたむのに抵抗がある方は注意が必要です。
使い慣れないと不便
マネークリップには基本的に小銭入れがありません。
普段から小銭を使う方や小銭入れを持っていない方は、自分の使い方ができるまでとても不便に感じてしまいます。
自分のマネークリップの使い方を考えて、最初はどうしても使い慣れるまで不便であることを理解しておきましょう。
時と場所を選ぶ
キャッシュレスやミニマルブームで近年注目を集めてるとはいえ、まだまだ日本では一般的なものではありません。
目上の方やビジネスシーンでマネークリップを出すのは少し失礼になってしまう可能性もあります。
ビジネスシーンでは無難に通常の財布を使用するなど、まだまだ時と場所を選んで使う必要があるアイテムでもあります。
マネークリップの種類
マネークリップは大きく分けて
・クリップ形
・二つ折り形
の2種類があり、現代の形に合わせて「カード入れ付き」「小銭入れ付き」の物もあります。
ここでは、マネークリップの種類を紹介します。
自分にあったマネークリップの種類を見つけてみましょう。
クリップ型
最もシンプルで最もミニマルなクリップ型。
クリップにお札やカードが挟めるだけの非常にシンプルなものです。
クリップ型は金属製のものが多く、マグネットタイプのものもあります。
マネークリップの種類の中でも一番安価で手に取りやすいのも特徴。
余計な収納や機能はいらないけど、とにかくシンプルに利用したい人におすすめです。
クリップに挟むだけのものなので、お札が剥き出しになってしまうデメリットもあります。
二つ折り型
お札を剥き出しにせずに収納できる二つ折り型。
中央にお札を挟むクリップがあり、そこにお札を挟んで使用します。
革製品のものが多く、クリップ型よりも実用的。
クリップ型と比べ様々なデザインや柄があるのも特徴です。
クリップ型と比べ面積は大きくなるものの、お札を剥き出しにせずに使用することができます。
カード入れ付き
二つ折り型のマネークリップにカード入れが付いたマネークリップ。
マネークリップの種類の中でも一番実用的な種類です。
二つ折り型同様にお札を挟み、クレジットカードや免許証などをカード入れに収納して利用することができます。
マネークリップの種類で迷っている方は、まずはカード入れ付きのものを選んでみるのもおすすめ。
またクリップ型にもカードを収納できる商品もあります。
小銭入れ付き
二つ折り型に小銭入れが付いたマネークリップ。
小銭を使用する頻度が多いけど、マネークリップを使ってみたい人におすすめ。
しかし、小銭を入れる分、他の種類と比べてかさばってしまうデメリットもあります。
クリップ型マネークリップの使い方
マネークリップの使い方はお札を挟むだけと、とてもシンプルですが、実際に使うとなるとどのように使用すればいいのでしょうか?
ここでは、まずクリップ型マネークリップの使い方を紹介します。
お札の挟み方
お札の挟み方は、自分が使いやすい挟み方で使用するのがベストです。
いくつか挟み方の種類があり、自分が一番しっくりくる挟み方をしてみましょう。
【お札全体を二つ折りにして挟む方法】
最もベーシックな挟み方。
収納時は楽だが、支払い時に丸ごとお札を取り出す必要があり。
【紙幣を折らずにそのまま挟んでから二つに折る方法】
マネークリップに挟んだまま紙幣を一枚ずつ取り出すことができます。
ポケットやバックに入れてるときに、お札が広がって破けてしまうことも。
【一枚ずつ二つ折りにしてから挟む方法】
マネークリップに収納する際に手間がかかってしまいますが、支払い時に紙幣を数えやすいメリットがあります。
【お札全体を三つ折り、四つ折りにしてから挟む方法】
最もコンパクトに収納できる方法ですが、支払い時は最も手間がかかる方法でもあります。
お札の取り出し方
お札の取り出し方は、前述のお札の挟み方により異なります。
一度にたくさんのお札を取り出すのではなく、必要最低限のお金を取り出すのがスマートな印象を与えます。
お札の挟み方も取り出し方も自分が一番しっくりくる方法を試してみましょう。
どんな方法であれ、支払い時はお札を広げて支払うようにしましょう。
二つ折り型のマネークリップの使い方
次は二つ折り型のマネークリップの使い方を紹介します。
クリップ型は、お札を色々な挟み方ができるのに比べ、二つ折り型はさらにシンプルになります。
お札の挟み方
二つ折り型は、中央にあるクリップにお札の中身を合わせて挟むだけ。
これでマネークリップを閉じれば簡単に収納できます。
クリップ型のように色々な収納方法もでき無いこともないですが、これが一番シンプルで一番出し入れしやすい方法です。
イメージとしては、通常の二つ折り財布と同じ。
クリップ型と異なり、お札を折り曲げる収納ではないので、お札の使い勝手もいいのが二つ折り型です。
お札の取り出し方
クリップに挟んでる必要なお札をただ取り出すだけ。
二つ折り型はクリップ型と違い、一度に全部出したりなどすることなく、必要なお札だけを簡単に取り出すことができます。
マネークリップの1番の問題!小銭やカードはどうする?
マネークリップを使ってみたいけど不便そうでなかなか手がでない原因が、小銭やカードをどうするか問題。
小銭はあまり使わないけど、カードは必ず使う人はカード入れ付きのマネークリップを使うのが1番です。
問題は小銭をどうするかです。
方法としては、
- 小銭入れを持つ
- 小銭はその場で全て募金箱に入れる
- 小銭入れ付きのマネークリップを使う
- 小銭をポケットに入れる
以上の方法があります。
小銭入れを持つ | 最も一般的な方法でスマートに小銭を収納できる | マネークリップと小銭入れと財布が二つに別れ単純に荷物が増える |
小銭はその場で募金 | 一番身軽で人によってスマートな印象を与えれる | 少額ならいいが高額なお釣りは痛い |
小銭入れ付きのマネークリップを使う | 荷物が増えず1つのものですべて解決できる | 通常の財布となんら変わらないようになってしまう |
小銭をポケットに入れる | 用意するものが無く身軽 | だらしなく品がないおすすめしない方法 |
それぞれの方法のメリットデメリットを見て、自分が合いそうな方法でまずは試してみましょう。
小銭入れを別で持つ
マネークリップを使う上で小銭入れを別で持つのは一般的な方法です。
カード入れ付きの小銭入れであれば、カードも一緒に収納することができます。
マネークリップを使う上での小銭問題の第一候補として、小銭入れを持つことを考えてみましょう。
しかし、身軽になりたくてマネークリップを使う人は、荷物が1つ増えてしまうデメリットもあります。
小銭はその場で募金する
現金を使う頻度が多い人にはおすすめできませんが、現金をほぼ使わない人にはおすすめの方法です。
ほぼ全ての支払いをキャッシュレスで行い、現金しか使えないお店で月に数回程度現金を使う人は、思い切ってその時はお釣りの小銭を募金してしまうのも手です。
小銭を募金してしまうのが最も身軽になる方法です。
しかし、少額のお釣りならいいのですが、500円玉がくるほどのお釣りだと痛いと感じる人も多いと思います。
そこは無理をせずに自分のお財布事情と相談して行ってみましょう。
小銭入れ付きのマネークリップを使う
小銭入れ付きのマネークリップも販売されています。
小銭入れ付きのマネークリップを使うことで、マネークリップの小銭問題は解決します。
しかし、そうなると普通の財布となんら変わらない物になってしまいます。
今はとてもコンパクトな財布もあるので、小銭入れ付きマネークリップとコンパクトな財布を見比べて自分に合う方を選んでみましょう。
小銭をポケットに入れる
小銭をポケットにそのまま入れてしまうのも1つの方法です。
しかし、小銭をポケットに入れるのは避けるようにしましょう。
スマートにマネークリップを使っているのに、ポケットに小銭を入れるとだらしなく品がない印象になります。
せっかくマネークリップを使うのならスマートに使うよう心がけましょう。
マネークリップの選び方
マネークリップは通常の財布と比べ種類は少ないですが、選ぶべきポイントを抑えて、自分のライフスタイルにあった物を選びましょう。
自分がいつもどのように支払いをしているのか?絶対持ち運びたい物は何かを考えて選んでみてください。
ここでは、マネークリップを選ぶ際に重要なポイントを紹介していきます。
形で選ぶ
マネークリップは大きく分けて、「クリップ型」と「二つ折り型」の2種類になります。
クリップ型は、基本的にはお札だけを裸で挟む物。
二つ折り型は、二つ折り財布のような見た目の物にお札を挟んで使用します。
利便性がよく、お札が剥き出しにならない二つ折り型が今は人気がありますが、クリップ型はよりコンパクトにお札を持ち出すことができます。
それぞれの使い方を理解して選んでみましょう。
お札以外の収納の有無で選ぶ
今はマネークリップも進化して、お札以外の収納があるものも増えてきています。
カード入れ付きのマネークリップや小銭入れ付きのマネークリップもあります。
今は、現金はあまり使わないけどカードや免許書は必要という方も多く、カード入れ付きのマネークリップが人気。
普段自分がどんなものを必要最低限持ち出すのかを考えて収納も選んでみましょう。
見た目や好きなブランドで選ぶ
マネークリップは様々なブランドから販売されています。
マネークリップは、通常の財布よりも安価なものがほとんど。
ハイブランドのものでも、少し頑張れば手の届く価格のものも多くあります。
愛用品は、利便性はもちろん。
自分が気に入ったものを選ぶのがとても大切です。
おすすめのマネークリップ
ここでは数あるマネークリップの中から、それぞれの形や利便性に合わせたおすすめのマネークリップを紹介します。
自分のお気に入りのものを見つけて、ぜひ手に取ってみてください。
札幌革職人館 マネークリップ カード入れ付き
価格:8,800円
国内の革製品ブランド「札幌革職人館」のマネークリップカード入れ付き。
楽天マネークリップランキングで1位に入賞した人気商品。
上質な質感のオイルドレザーを使用し、使うたびに革が自分色に染まっていく楽しみも味わうことができます。
クリップに紙幣を挟むだけのシンプルな仕様で、紙幣は20枚ほど収納可能。
右側の差し込みポケットに紙幣を挟むことでより安定して収納できます。
カードポケットは3つ付いていて必要最低限のカードを入れることができます。
未使用時は厚さ8mmと必要最低限をスマートに持ち運ぶことができます。
カラーは全部で6色と豊富なのも魅力。
- 特徴
-
しっとりと上品な質感のオイルドレザーを使用したマネークリップ。
余計な装飾を無くし手触りの良いオイルドレザーが全面に引き立つシンプルなデザイン。
革本来の魅力を十分にお楽しみいただけます。
※より薄さを求める方はこちらの記事を参考にしてみてください。
>> 厚さ約4mmの薄さが魅力 マネークリップ(一枚革) 革小物の札幌革職人館
札幌革職人館 マネークリップ コインケース付き
価格:12,100円
札幌革職人館の小銭入れとカード入れが付いたマネークリップ。
マネークリップを使いたいけど、小銭入れもカード入れも欲しい方におすすめの商品。
未使用時の厚さは1.5㎝と通常の財布よりも薄い形状。
お札はクリップに挟み、約20枚ほどの紙幣が収納できます。
カードポケットが3つと外装に小銭入れが付いています。
マネークリップを使ってみたいけど、不便じゃないか不安な方にもおすすめできる商品です。
- 特徴
-
薄さをキープしつつ、小銭入れを付けて必要最低限の機能を備えました。
パンツのポケットに入れても嵩張らない、シンプルでスリムなお財布です。
※カードの収納力を求める方はこちらの記事を参考にしてみてください。
>> カードも欲張りに持てるマネークリップ両面カード入れ 革小物の札幌革職人館
STORUS スマートマネークリップ
商品:商品サイトはこちら
価格:4,280円
ミニマリストの間でも注目を集めている、STORUSの「スマートマネークリップ」
クリップ型でありながらカードも収納できる形状で、とにかくスマートに紙幣とカードを持ち運ぶことができます。
紙幣は最大30枚、カードは1枚〜5枚収納可能。
未使用時の厚さはわずか5mmと、とても薄く、紙幣を30枚収納しても1.5cmの薄さ。
クリップ型なのでとにかく見た目がスマートなマネークリップ。
クリップ型を使いたいけどカードを収納したい人には、これ一択で問題ないほどのマネークリップです。
Sin ステンレスマネークリップ
商品:商品サイトはこちら
価格:398円
数百円台の安価なマネークリップの中でも定評のある「ステンレスマネークリップ」
お札を挟むだけのクリップ型のマネークリップ。
重さはわずか8gと、とても軽いながらもステンレス製で安っぽさがないのが特徴。
紙幣を挟む強度もしっかりとあり、安心して利用することができます。
価格が398円と、とても安価なので、まずはお試しで利用してみるのにとてもおすすめ。
マネークリップに興味はあるけど、なかなか手が出せなかった人は、ぜひ購入して利用してみましょう。
ハイブランドのマネークリップ
ルイヴィトンやグッチ、カルティエなど、様々なハイブランドからもマネークリップは販売されています。
マネークリップは通常の財布よりも安価で、ハイブランドでも少し頑張れば手が出せる価格のものも多くあります。
クリップ型から二つ折り型、カード入れ付きなどが各ブランドから販売されています。
好きなブランドがある方は、一度チェックしてみて、思い切ってハイブランドのものを買ってしまうのもおすすめです。