シリーズ化し、大ヒットしたドラマ『半沢直樹』でも万年筆が物語のキーアイテムになったことは記憶に新しい。ドラマで万年筆に興味を持った視聴者も多いと思いますが、皆さんは万年筆にどのようなイメージお持ちでしょうか。かっこいい、きれいな字が書ける、ずっと使える、でも高そう…欲しいけどなかなか手が出ない方が多いのではないでしょうか。ということで、今回は万年筆・万年筆ケースを価格帯別でご紹介したいと思います。
【万年筆の価格帯について】
○低価格帯(1000~3000円)
このクラスでは約70種類以上あり、カートリッジ式とコンバーター式が多いようです。スケルトンでボールペンのように気兼ねなく使用できる物から、子供向けなど様々なモデルがありました。低価格帯とはいえ、名入れができるものもありプレゼント選びの候補になりそうです。
○中価格帯(3000円~1万円)
このクラスになると機能性が優れ、それぞれ特徴が出てきます。書き味が良い、筆圧の強弱で文字の太さが変えられる、長時間書いても疲れない、インクの色が多彩、軽量など。1万円の価格帯になると高級感がグッと増し、ペン先が14金・18金の物やノック式、インクの乾燥を防ぐ加工など実用性を重視した価格帯と言えるでしょう。
○高価格帯(1万円以上)
このクラスになると皆さんがよくイメージするザ・万筆になります。21金のペン先、本体もクラシカルなものや、美しい縞模様が魅力的なデザインなど、高級感と機能性を高度に融合させたのがこのクラスの魅力になります。
5万円以上で、熟練職人による漆塗りのモデル、ボディ素材に玄武溶岩を採用するなど素材にこだわったモデルなど、人とはちょっと変わった物をお望みならこの価格帯がおすすめです。
100万円以上のモデルは蒔絵や有田焼など伝統技法が用いられ、これはもはや日用品というより美術品のレベルですね。
○番外編
「日本一安価な万年筆」
100円ショップでも売っているってご存知でしたか?私が調べた中では4種類ほどありました。カートリッジ式・使い捨てタイプで書き味も良いそうです。SNSでも話題で評判は上々のようでした。
「世界一高価な万年筆」
私が調べた中で一番高いもので9億円でした。
中国のオークションで出品され、945個のブラックダイヤに123個のルビーで装飾されたそれは、まさに「書ける宝石」といえます。
高品質な万年筆を持つほど万年筆ケースに入れたくなる
○低価格帯(1000円~3000円)
この価格帯は調べる限り約50種類以上あり、紙製のBOXタイプ、フェルトのロールペンタイプ、一本差し・二本差しタイプの本革製品、木製の一本用ケース、ブックタイプのコレクションケースなど、素材や形状など様々なものがあります。
○中価格帯(3000円~1万円)
この価格帯になると実用性と高級感を併せ持ったモデルが多くなります。札幌革職人館の商品もこの価格帯になります。数も40種類以上と多く、革製品専門店のロールペンケース、木製の23本用コレクションケース、イタリアンレザー・ヌメ革の上質な一本差しケースなど、西陣織や寄木細工など日本の伝統工芸によるケースもあります。
○高価格帯(1万円以上)
このクラスでは、高級感がグッと増します。日本製の代表的なレザーである栃木レザーや、イタリア伝統のバケッタ製法で作られたプエブロレザーの他、様々な革で作られたこだわりのケースがあります。
大事な万年筆を傷から守り保管するために、また、書き味の違う万年筆を数本持ち運ぶために、ケースは必要です。でも、色々な万年筆ケースがあって、どれにしたらよいか迷ってしまいますね。
持ち運び用の万年筆ケースは革製品がおすすめですよ。
札幌革職人館では一本差し万年筆ケース・二本差しの万年筆ケースをご用意しております。
一本差しタイプ
大切な万年筆を傷つけたくない方や、1本のみでコンパクトに持ち運びたい方におすすめです。ペンの長さによりフラップを調節でき、長めのペンの時はフラップの差し込みを浅くすれば収納することが可能です。
二本差しタイプ
書き味や文字の太さの違う万年筆を数本持ち歩きたい方、ボールペンや消しゴムも入れたい方はこちらがおすすめ。こちらは、ペンホルダーが仕切りになっているので、万年筆同士がぶつかって傷つく心配がありません。
下の画像の様に、仕切りの間にもペンや消しゴムを収納することができます。
両タイプとも、時間をかけてたっぷりとオイルを染み込ませた、上質なオイルドレザーを使用しています。
革本来の風合いを生かすために、あえて筋やシワをそのまま残した素上げ調の革です。使い込むたびに色艶が増し、さらにしっとり柔らかくなります。
万年筆は意外とお手頃な価格も揃っており、札幌革職人館の万年筆ケースと一緒にプレゼントされるととっても喜ばれると思います。
※こちらの商品画像はメガネケースです。
ネットでの購入限定で、ネーム刻印サービスを承っております。名前が刻印されていることによりオーダーメイドのような特別感を演出できますよ。
万年筆を買われた際は、ぜひ札幌革職人館の上質な万年筆ケースをお選びください。
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ファッションと革小物のコーディネートを考えるのが好きです オーロラタウン店 F