財布と一言で言っても、さまざまな種類のものがあります。
財布といえば、なんとなく二つ折りや長財布を思い浮かべる人がほとんどなのではないでしょうか。
普段当たり前に使う財布は、種類を特に意識せずに選んでいることが多いと思います。
近年では「薄い」や「コンパクト」などの特徴を持った財布も増えてきています。
その中でも元祖コンパクトで薄い財布と言えるマネークリップがあります。
海外の人が使っているイメージもあるかもしれませんね。
なぜ海外の人が使っているイメージがあるのでしょうか?
そんなイメージがある理由も含め、コンパクトで携帯性に優れたマネークリップについて詳しく魅力を解説していきます。
マネークリップとは?
マネークリップは、もともとチップを渡す習慣のある欧米でチップ用にお金を留めておく道具として生まれたと言われています。
その名の通り“お金を挟むクリップ”なのです。
海外では少額の紙幣があったり、カードや電子マネー決済が浸透しているため日本よりも使う人が多いのです。
これが海外で使われているイメージにつながっているのでしょう。
マネークリップにもいくつかの種類があります。
では、どのような種類のものがあるのかみていきましょう。
マネークリップの種類
マネークリップには大きく分けて3種類あります。
金属製のシンプルなクリップタイプ
このタイプのマネークリップは、とてもシンプルな構造です。
金属製のクリップで2〜3つ折りにしたお札を挟んで留めておくものです。
マネークリップと聞くと、まずこのタイプのものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
これは、まさにチップ用として欧米で浸透した型だと言えるでしょう。
小銭やカードの収納機能はありません。
金属製クリップにカード収納が付いたタイプ
上で紹介したマネークリップの進化したものがこのタイプです。
金属製のボディーにカードをスライドして収納できる構造のものです。
カードを数枚まで収納できるものが多く、お札とカードをシンプルに持ち歩くことのできるスタイリッシュなマネークリップです。
カードの収納はできますが、小銭の収納はできません。
二つ折りの札バサミタイプ
普通の財布に一番近い感覚で使うことができるマネークリップです。
二つ折りになった革の中央にお札を挟むための可動式クリップが付いています。
革製のものがほとんどでデザインが多いのも特徴です。
日本人が一番抵抗なく使うことができるマネークリップだといえます。
デザインによって小銭入れやカードの収納が付いています。
結局マネークリップは使いやすいの?
ここまで、3種類のマネークリップを紹介しましたが気になるものはありましたか?
気にはなるけど、まだまだ自分が使うのはイメージできないなと言う人のためにメリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
- とにかく薄くてコンパクトというのが最大の魅力
- 軽量な上に壊れにくい
- お札が数えやすい
- オシャレでかっこいい
どの種類のマネークリップにおいても、コンパクトで軽量なところが共通した特徴です。
構造としても単純なクリップであったり、構成するパーツ数が少ないため壊れにくいというメリットもあります。
デメリット
- 収納力が比較的低い
- 種類によってはお札が剥き出しになる
クリップタイプのものは、お札を剥き出しのまま挟むことになるので、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
収納力は通常の財布と比べると劣ってしまいます。
特に、小銭やカードをたくさん持ちたい人には向かないといえます。
デメリットは出来るだけ少ない方がいいですよね!
コンパクトでオシャレなのはいいけど、お札が剥き出しだったり収納が少ないのは嫌だなという人には二つ折りの札ばさみタイプがおすすめです!
メリットの部分はそのままに、デメリットな部分を解消できるからです。
どんな人に向いている?
ここでは、おすすめの札バサミタイプでメリット・デメリットを踏まえどんな人に向いているか考えてみましょう。
財布が大きく膨らんでしまうのが嫌な人
普通の財布を使っていて、どんどん中身が増えて分厚く大きく膨らんでしまったという人は少なくないのではないでしょうか。
マネークリップは、小銭やカードを整理して持つことで薄い状態を保つことができます。
ジャケットなどの内ポケットやズボンのポケットに入れた際も、膨らんでしまわないのでおすすめです。
カード決済がメインだけど現金も持っておきたい人
カードを収納できるタイプであれば、クレジットカードをメインで使う人でも不便を感じずに使うことができます。
現金が必要な場面でも問題なく対応できます。
サブの財布として使いたい人
メインの財布は別で持っているけど、ちょっとしたお出かけの時にサッと持ち出せる財布が欲しい人も居るのではないでしょうか。
必要最低限のものだけ持って行きたい時には最高のアイテムです。
他の人とは少し違うものを使いたい人
普通の財布とは少し違うデザインや使い方なので、人と被りたくない人は魅力を感じるはずです。
シンプルでスマートなマネークリップは一味違う雰囲気を醸し出します。
マネークリップの使い方・マナー
メリットやデメリットを知ることで、イメージしやすくなってきたのではないでしょうか?
では、マネークリップの使い方や使用する上でのマナーを見ていきましょう。
使い方
①お札を挟む
まだお札が挟まっていない状態から1枚目を挟むときは、クリップを立ち上げで入れると引っ掛からず挟みやすいです。
2枚目以降はクリップを立ち上げなくてもスムーズに挟むことができます。
お札の種類ごとに分けて入れておくと数えるのが容易になるので、整理することを意識すると良いでしょう。
②お札を数える
お札は、クリップに挟んだまま数えると固定されているため数えやすいです。
少しずらして扇状に広げて数える事もできます。
この時に、お札が種類ごとになっていると数えやすいです。
③お札を取り出す
お札を数え終わったら、必要な分を取り出しましょう。
この時に、お札がクリップから抜けて飛び出してしまわないように軽く押さえてまとめて引き抜きます。
1度全てのお札を取り出して、不要な分だけ戻すのもいいでしょう。
マナー
普通の二つ折り財布や長財布に比べて、お札が見えやすい構造なので、高額な紙幣はあまり見えない様にするのがスマートな使い方です。
冠婚葬祭など公式な場では、マネークリップは使わないのが無難でしょう。
札幌革職人館のマネークリップ
ここで、札幌革職人館で選べるマネークリップをご紹介します。
4種類あるので、自分の使い方に合ったものが見つかるはずです。
マネークリップ 一枚革
最も薄くコンパクトといえるものが「一枚革」のマネークリップです。
1枚の革を二つ折りにしたシンプルな構造で、革が重なる枚数も最大で3枚しかありません。(よくある二つ折り財布は、革の重なりが10枚以上になることも)
だから未使用時の厚みはたったの約7㎜と驚くほど薄いのです!
お札を挟むことに特化しているので、小銭やカードを持ちたい場合は別でコインケースやカードケースを持つ必要があります。
ですが、この薄さは魅力的で、一度使うと他の財布がビックリするほど大きく感じてしまうくらいです。
内側は内貼りをしていない革の裏面そのままなので、革好きな人はグッとくるはず!
とにかく薄い財布がいい!という人にはピッタリといえるでしょう。
マネークリップ カード入れ付き
内側の片面にカード入れの付いたタイプのマネークリップです。
カードを3枚入れることができるので、必要最低限のカードは持ちつつコンパクトさも保つことができるのが魅力です!
こちらも厚みは約8㎜程度しかないので、薄さは十分感じられるでしょう。
「免許証とクレジットカードがあればいい」という人におすすめしたいタイプです。
サブの財布として考えている人にとっては十分な機能があるといえるでしょう。
小銭入れと併用すると使い勝手も格段に上がります。
マネークリップ 両面カード入れ付き
カード入れがさらに3枚分増えて、収納力が増しているマネークリップです。
合計6枚のカードを入れられるので「さすがにカード3枚じゃ困るな」という人でも、十分に対応可能な機能性を持っています。
カード決済や電子マネー決済がメインで数種類を使い分けている人は、このマネークリップの機能を最大限使うことができるでしょう。
このタイプでも、厚みは約10㎜程度しかありません。
マネークリップ コインケース付き
マネークリップの最大の弱点でもある「小銭をどうするか」という問題も解決できるのがこのタイプです。
コインケースが外側についているので、コインケースを別で持つ必要がなくなるのです。
カードは3枚入れることができ、このマネークリップだけで財布として完結できるのでいろいろ分けて持つわずらわしさを解消できます。
コインケースが付いても厚みは約15㎜しかないので、決してコンパクトさを犠牲にしていません。
マネークリップをメインの財布にと考えている人におすすめです!
革へのこだわり
今まで使っていた財布が、ボロボロになってしまったという人はたくさんいるのではないでしょうか?
いくら使いやすくてもすぐに傷んでしまってはいい財布とは言えませんよね。
札幌革職人館の財布は革にこだわり永く使うことで自分だけの味わい深い財布になるのです。
使用されている革はオイルをたっぷり染み込ませたオイルレザーと呼ばれるものです。
しっとりとした手触りと上品な光沢が出るのが魅力であり、使うほどにオイルがなじみ柔らかくなります。
傷ついた時も指で揉みこんであげると馴染んで目立たなくなるほどです。
一緒に持つと便利なアイテム
さて、ここまでマネークリップの機能や魅力を知りイメージがしやすくなってきたのではないでしょうか。
ここからは、一緒に持つとさらに便利になるアイテムをご紹介します。
マネークリップをさらに快適に使いたい人必見です!
コインケース
小銭入れの付いていないマネークリップとの相性抜群!
マネークリップを使っている人に小銭はどうしているか聞いてみると、「ポケットにそのまま入れている」という人もいますが、やはり一番多いのはコインケースを併用している人です。
コインケースを別に分けることで、マネークリップの薄さを最大限活かすことができます。
実際に分けて持ってみると、想像よりもめんどうは感じず使いやすさを実感できると思います。
カードケース
「どう整理してもカードはそこまで減らせない」という人に一緒に使ってほしい!
カードケースにも様々な種類がありますが、マネークリップと相性がいいのはやはり薄さを保てるものだと思います。
持てるカード枚数も増やせる上に、ジッパー式のポケットが付いたものを選べば小銭を入れておくこともできるのです。
まとめ
マネークリップの魅力をお伝えしてきましたが、なんとなく選ぶことをためらっていた人も少しイメージしやすくなったのではないでしょうか。
薄くてコンパクトを追及するとたどり着く財布
どの種類のマネークリップを選んでもコンパクトさは随一です。
普通の二つ折り財布などは、厚くなると3~4㎝にまでなってしまうことがありますが、ある程度の収納量に制限があるので薄さを保つことができます。
自分の使い方にあったタイプを選ぶ
解説してきたメリット・デメリットを踏まえて、あなたにピッタリなマネークリップを選びましょう。
小銭やカードはある程度持ちたい、とにかく薄い財布がいいなど様々な選ぶ基準があると思います。
便利なアイテムと一緒に使うことも含めて選ぶと納得のいくマネークリップ選びができるでしょう。
カテゴリー・商品ページ
その他、マネークリップが気になる方は下記のリンクへ⇓
札幌革職人館 薄型カードケース コインケース付き エルバマット
シンプルな財布が好きでついつい買ってしまうオーロラタウン店I
薄さを求めるならマネークリップが一番!自分が使いやすいよう他のアイテムとの組み合わせを見つけるのも財布選びの楽しみですよ!