レアな500円玉の特徴とその価値とは?高く売るための保管方法も紹介

新500円硬貨の画像

2021年11月1日、約20年ぶりにデザインが変更された新500円玉が発行されました。

新500円玉の発行に伴い旧デザインの500円玉は流通量が減るため、価値が上がることが予想されます。

このような流通量が少ない硬貨は希少価値が高く、買取ショップやネットオークションで高値で取引されるためレアな硬貨と言えます。

そこで今回はレアな500円玉の価値とその特徴をお教えします。

さらに、価値を下げないための保管方法やどこに売ったらよいのかをお伝えします。

この記事を読めばレアな500円玉を見つけて高く売ることができます。

ぜひ参考にしてみてください。

LINE友だち追加で革のメンテナンスクリームRenapur(ラナパー)の30%OFFクーポンプレゼント!! ラナパー→このまま送ってください
※友だち追加後は、送信用メッセージが自動で入力されます。
送信用メッセージは修正しないで、そのまま送信してください。
30%引きのクーポンをGetする

新デザインで旧500円玉が減る

新500円玉画像

新しいデザインの硬貨が発行されると古いデザインの硬貨は回収され数が少なくなります。

硬貨を製造している「造幣局」は傷が付いたりすり減ったりして古くなった硬貨を定期的に回収しています。

代わりに新しく作られた硬貨が国から発行され、長年使用されている硬貨の割合が減っていく仕組みです。

今回のデザイン変更も同様に、新デザインの硬貨は発行され続けるが古いデザインの硬貨は回収され数が減ります。

数が減るということは希少価値が上がっていくということです。

次の章ではこのような希少価値が高いレア硬貨の特徴をわかりやすく紹介します。

レア硬貨の特徴

レア硬貨の特徴を「発行年の違い」「エラーデザイン」「特殊デザイン」の3つに分けて紹介します。

硬貨ごとに特徴の違いがあるため、大きく3つのポイントを押さえておくと、判別しやすくなります。

ひとつずつ見ていきましょう。

発行年の違い

年号が並ぶ画像

硬貨が製造される年によって数が少なく価値が高いものがあります。

例として、キャッシュレス化の影響で小銭の利用が減ったため国が硬貨の製造量を少なくしている年があります。

このような、製造数が少ない年の硬貨は価値が高くなるためショップでは貨幣価値より高く売買されます。

硬貨に刻まれた発行年によって価値が変わり、希少価値が高い物が存在します。

エラー硬貨

製造時のミスで不良品でありながら流通してしまったものは、数が少なく「エラー硬貨」として知られ価値が高い物とされています。

以下に名前と特徴をまとめました。

名前特徴
穴無し5円や50円玉など穴があるはずの硬貨に穴がないもの
穴ずれ穴を空ける位置がずれているもの
角度ずれ表と裏のどちらかを基準として刻印の角度がずれているもの
刻印ずれ刻印が中心からずれて端に寄っているもの
影打ち2枚重なってプレスされたことで、片面は正常だが裏面に正常とは
逆の図柄が薄く刻印されているもの
裏写り影打ちが完成品に起こったタイプで、片面は正常だが裏面は正常な
刻印の上に逆の図柄が薄く刻印されたもの
ヘゲエラー硬貨の一部がめくれた状態のもの

特殊デザイン

記念硬貨画像

デザインが特殊な硬貨も発行数が限られているため価値が高くなっています。

10円玉の側面にギザギザがついた「ギザ10」や、楷書体で文字が刻印されている5円玉の「フデ5」といった短い期間に採用された特殊なデザインのものがあります。

また、造幣局(貨幣を製造するところ)が発行する記念硬貨があります。

貨幣セットとして販売され、オリンピックや国家的記念日に合わせて特別なデザインのコインを含むその年の未使用硬貨が全種類封入されています。

このセットには通常硬貨の未使用品であるミントセットと通常硬貨に特殊な加工で美しくしあげた高価なプルーフセットがあります。

以下にまとめました。

名前特徴
ギザ10側面にギザギザがついた10円玉
フデ5楷書体で文字が刻印されている5円玉
記念硬貨記念日に合わせた特別なデザインのコイン

レアな500円玉の特徴と価値

500円硬貨の画像

価値がある500円玉には3つの特徴があります。

・昭和62年(1987年)と昭和64年(1989年)に発行されたもの

・記念硬貨

・プルーフ硬貨

昭和62年(1987年)と昭和64年(1989年)に発行されたものが価値が高いとされ、両方とも発行枚数が少なかったのが理由です。

記念硬貨と刻印が美しく見える特殊加工がされたプルーフ硬貨は造幣局からコインセットとして販売されたものです。

販売数が限定されており、通常の硬貨とは違って流通しにくいため価値が高くなっています。

以下にそれぞれの硬貨の価値をまとめました。

発行年価値
昭和62年(1987年)2000円程度
昭和64年(1989年)550円程度
プルーフ硬貨1500円程度
記念硬貨1500円程度

新500円玉の特徴

新500円硬貨の画像

2021年11月1日に発行された新500円玉は翌年3月まで2億枚発行予定のため、発行されたばかりの現在では希少価値が高くなることは考えにくいです。

しかし、新500円玉には偽造防止のために特殊な技術が使用されているため注目すべき点があります。

中でも硬貨の側面にあるギザギザを一部、異なる形にした「異形斜めギザ」が採用されたことは大量生産する硬貨では世界初のことです。

特殊な加工の内容を以下にまとめました。

名前特徴
クラッド技術偽造防止のために2種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込み1枚の板にする
バイカラー技術「クラッド技術」でできた円板を、別の種類の金属でできたリングの中
にはめ合わせる
異形斜めギザ斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもの
潜像見る角度によって文字が見え隠れする
(上から見たとき「JAPAN」の文字、 下から見たときは、「500YEN」
の文字が現れる)

レア硬貨の保管方法

錆びた硬貨画像

レア硬貨はその価値を下げないために裸で保管しないことが重要です。

金属である硬貨は裸のままおいておくとサビや傷がつき劣化して価値が下がります。

劣化を避けるためのポイントや保管のために便利なアイテムを紹介します。

素手で扱わない

布の手袋画像

水分や手の汗が錆びの原因になるため、硬貨に触れる際は布の手袋をしましょう。

もし触ってしまった場合は、柔らかく乾いた布で優しく表面を拭きましょう。

空気に触れさせない

硬貨は長期間空気に触れると酸化して錆びるおそれがあるため、できるだけ空気に触れさせないようにすることが重要です。

後ほど紹介する専用ケースがベストですが、一時的に保管する場合にはジッパー付きの袋に入れて空気を抜いて密封すると酸化しにくくなります。

もし、錆びてしまった場合はお酢の中に5〜10分ほど浸した後に水で洗い流し、乾いた布で拭きとるときれいに錆びが取れます。

コインカプセルを利用する

コインカプセル画像

錆びや傷がつかないようにコイン専用のカプセルを利用するのがベストです。

アクリル製でできた頑丈なコイン専用のケースなので、貴重な硬貨をしっかり保護してくれます。

信頼性が高いものがドイツのライトハウス社のカプセルで、ロックが可能で開閉がしやすく耐久性が高いためおすすめです。

楽天で購入可能です。

商品:商品サイトはこちら

レア硬貨を売る方法

プレミアがついた硬貨は古銭買取業者で買い取ってもらうことができます。

古い貨幣を売買している古銭買取業者なら無料査定もおこなっており、気軽に売ることができます。

古銭買取最大手である「バイセル」なら全国で無料査定、最短即日で買取が可能なためおすすめです。

サイト:詳細はこちらから

他には、ヤフオクやメルカリなどフリマアプリやネットオークションで販売する方法があります。

その場合、注意しなくてはならないのが落札後に硬貨を送る際は現金書留で送らないと郵便法により罰せられてしまうことです。

現金は宅配業者が扱うことは禁止されているため、郵便局にて現金書留用の封筒を購入し手数料を支払って送ります。

料金は下記の郵便局のページで簡単に計算することができます。

参考サイト:手紙の料金計算

まとめ

新デザインになったことにより、旧500円硬貨の価値が上がることが期待されることがわかりました。

特定の発行年や硬貨セットの物は数が少なく希少価値が高いです。

そして手に入れた後も保管方法を理解しておくことが、硬貨の価値を下げないために重要です。

ぜひ、この記事を参考に価値の高い500円玉を探してみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です