新卒内定が出てから、就職先への入社を待つ期間は、社会人になるための大切な準備期間です。
入社までに揃えておきたい基本アイテムの1つに“名刺入れ”があります。
初めて購入する時、選び方が分からず、見た目やブランドで名刺入れを購入し後悔してしまう方は、実は多いのです。
この記事では女性新入社員が違和感なく持てる名刺入れの選び方と、おすすめ名刺入れをご紹介します。
失敗しない名刺選び 5つのポイント
第一印象を決める、身だしなみ。
服装以外に、持ち物からの印象はとても大きいのです。
フォーマルな服装に、カジュアルな小物は違和感がありますよね。
実際に店頭で名刺入れをお探しのお客様の中には、すでに名刺入れを購入したものの、ブランドのロゴの主張が強く、自分の職種には合わないので買い直しに来た、という方や、色が鮮やかすぎたので買い直しをしたい、と相談される方もいます。
社会人になると、仕事で使うものは“”自分の好きなもの・好みのもの”だけで選ぶわけにはいかないのです。
名刺入れをいきなり探し始めても、どんなのがいいのか、分からないものです。
これからご紹介する、5つのポイントを意識して、新入社員が持っていても違和感のない名刺入れを見つけましょう。
鉄板カラーは黒
新入社員が選んで間違いのないカラーは黒です。
黒はどのような場面でも違和感なく使え、相手に清楚感や知的なイメージを与えることができます。
スーツとも合わせやすいカラーで、浮く事がなく、相手に余計な印象を与えません。
逆に華美なカラーは、相手に派手な印象を与えかねませんので気をつけましょう。
鉄板カラーは黒ですが、シックなダークカラーの紺やこげ茶、深みのあるボルドー系でも問題ありません。
新入社員はスーツやバッグ、髪の毛も黒であることが多いです。
名刺入れなどの小物も黒を選ぶと、全体的に重たく見えてしまうのでは?と気になる方は、落ち着いた色のブラウンやボルドーなどで差し色を入れてみるのも良いでしょう。
差し色として黒以外を選ぶ際は、フォーマルさを意識してみましょう。
ビジネスシーンには本革がベスト
名刺入れを選ぶ際、色の次に大切なのが素材です。
色選びと同じように、フォーマルな服装にはどの素材が適切かを考えると本革です。
本革は丈夫で長持ちする素材であるため、傷みにくく買い替える頻度が少なく済みます。
会うたびに買い替えられたものを持っている人よりも、同じものを丁寧に長く持ち続けている人の方が堅実なイメージを持たれるのです。
名刺入れにはさまざまな素材があります。
- 革製
- 木製
- アルミ製
- エナメル製
- プラスチック製
素材によって安っぽく見えてしまったり、カジュアルな印象になりますので、名刺入れの素材は革製が良いのです。
革製と言っても合皮と本革があります。
合皮とは本革に似せた革で本革よりもリーズナブルな価格で買えます。
しかし、耐久性や経年変化は別物です。
合皮は使用と共に劣化が始まり、表面の質感や断面がボロボロになっていきます。ボロボロのものは見た目の印象が悪くなります。本革には、そのような変化や心配がないのです。
また、革製を選ぶことは、靴や鞄、ベルトなどの小物類と素材が合い、より統一感が出ます。
名刺入れは名刺交換の際に名刺よりも先に見られますので、素材選びにも気を遣い、初対面の相手に好印象を与えましょう。
初めての革製品が名刺入れから始まり、本革に夢中になってしまう方も多いですよ。
※初心者でもわかる革製品の魅力ついて知りたい方はこちらの記事へ。
>> 初心者が伝える革製品の魅力 革小物の札幌革職人館
相場は5,000〜10,000円前後
名刺入れは100均、雑貨屋、百貨店など、様々な場所で売られており、価格も幅広いです。
新入社員が名刺入れを選ぶ時は、5,000円〜10,000円前後で選びましょう。
なぜなら、安すぎても高すぎても良くないからです。
ビジネスシーンで初対面の方との挨拶の場で安価な名刺入れは、自分の印象を良く残すためにも適さないと言えるでしょう。
店頭にご来店されるお客様の買い替え理由を聞くと、「元々使っていた名刺入れが安物のため、合皮だったからすぐにボロボロになった」というお話をよく聞きます。
安価な名刺入れは素材が合皮のものが多く、使用していくうちに表面がベタベタしてきたり、名刺入れの角や側面がひび割れしてきたりします。
相場内で買える本革名刺入れも多くありますので、素材にも注意して選ぶと良いでしょう。
高価なハイブランド品や、あからさまなブランドロゴの入った名刺入れもおすすめできません。
自分よりもブランドのイメージが、初対面の相手に残ってしまうのは、とてももったいないですよ。
名刺交換の頻度で3種類のマチから選ぶ
名刺入れのマチには3タイプあります。
外回りの多い営業職なのか、内勤業務が多いのかなど、業種や職種で、一日に交換する名刺の枚数はさまざまです。
また、多くの人が集まる打ち合わせの時などでは、たくさんの方と名刺交換をすることになります。
自分の名刺が足りなくなったり、いただいた名刺をしまえないなどのアクシデントが起きないように、最低でも20~30枚程度の名刺を収納可能なものを選んでおきましょう。
職種や業種、配属先で自分が名刺交換をどれくらいの頻度で行うのかをイメージするとよいでしょう。
名刺交換の頻度が高いとされる職業
- 外回りの多い営業職(新規開拓)
- コンサル系
- エンジニア
名刺交換の頻度が高くないとされる職業
- 公務員
- 内勤の多い事務職
- 販売業
底までマチのあるタイプで収納力が抜群! 通しマチ
特徴 | 底の方にまでマチがあるタイプ。 収納力が抜群なため容量が欲しい方へおすすめ。 多く入れてもフォルムが崩れない。 |
収納枚数 | 50枚程度 |
中の名刺が見やすい! 笹マチ
特徴 | 横から見た時に下に向かって細くなっているマチ。 アルファベットの“V”のようなイメージ。 上部に広がりがあるので開きやすく中が見やすい。 |
収納枚数 | 15~20枚程度 |
スムーズな出し入れが可能! 風琴マチ
特徴 | アコーディオンのようにジャバラに開く。 アルファベットの“W”のようなイメージ。 収納枚数に応じて厚みが変わる。 |
収納枚数 | 50枚程度 |
外装は飾りのないもの、内装は仕切りやポケットのあるものを選ぶ
名刺交換の後、商談や打ち合わせが続く場合、いただいた名刺はすぐにしまわず、自身の名刺入れに相手の名刺入れを乗せ、机の上などに自分から見て左側に置くのが基本です。
名刺入れの表面に立体的な飾りが付いていると、相手の名刺を置いたときに不安定になりますので、装飾のないデザインを選ぶのが無難です。
内側は仕切りやポケットのついたものを選ぶと良いでしょう。
仕切りがあることで、自分の名刺といただいた名刺を分けて収納することができます。
また、サブポケットのついた名刺入れは、相手に会う直前に自分の名刺を一枚入れておくと、サッと取り出せて便利です。
相手にもスマートな印象を与えられるでしょう。
女性新入社員でも持ちやすいおすすめブランド3選
女性新入社員に人気のブランド名刺入れをご紹介します。
デザインやロゴが女性らしく、1万円ちょっとで購入できるので、新入社員が使用しても偉そうに見えることがありません。
人気の理由もあわせてご紹介します。
さりげなく見えるストライプ柄が可愛い Paul Smith
カラフルなマルチカラーのストライプが可愛いです。
一見カジュアルな柄ですが、さりげなく見えるところに柄が使われているものがあり、ビジネスシーンやフォーマルでも使うことができる汎用性があり、女性に人気です。
大人可愛いで人気 Kate Spade
女性らしい色使いやトレンドを押さえたアイテムの数々がリーズナブルな価格で展開されています。
“大人カワイイ”が満載のKate Spadeの世界観が女性に人気です。
主張しすぎないロゴが可愛い agnes b.
シンプルで無地のデザインが多く、主張しすぎないロゴが人気です。
上品で洗練されているデザインが、相手に好印象を与えやすいです。
札幌革職人館おすすめ名刺入れ3選
名刺入れで選ぶべき素材はズバリ本革。
中までこだわったオールレザーの、札幌革職人館こだわりの名刺入れをご紹介します。
上質な革と丁寧な縫製の名刺入れを選ぶことで、気持ちも引き締まり、仕事への意識も上がること間違いなしです。
名刺入れ
特徴 | しっとりとした上質な質感のオイルドレザーを使用。 横から見ると先端が細い「笹の葉」のように見える底部分が尖ったマチ。 薄く膨らみにくいため胸ポケットやジャケット等のポケットにもスマートに収まります。 合計30枚程度の収納がおすすめです。 |
価格 | 6,380円(税込) |
名刺入れ免許証入れ付き
特徴 | 名刺と身分証明書やICカードなどをまとめて携帯できます。 窓にはプラスチックをあえて付けず、プラスチックが割れて使えなくなることのないようにしています。 計5つのカードポケットがついていながら、薄く軽量です。 30枚程収納しても嵩張らずスマート。 |
価格 | 7,700円(税込) |
名刺入れ エルバマット
特徴 | 世界3大レザーともいわれる上質で高級感あふれるイタリアンレザーを使用。 メインポケットは通しマチで名刺をたくさん持ち歩く職種の方にも満足いただける大容量サイズ。 通しマチのため、70枚程度まで収納できますが、出し入れスムーズな50枚の収納がおすすめです。 |
価格 | 7,920円(税込) |
革製品初心者で日々勉強中のオーロラタウン店T