革専門店が解説!世界3大レザーと言われるイタリアンレザーとは?

革製品愛用者に人気が高いイタリアンレザー。

世界3大レザーの一つであり、高品質で高級な革であることから、世界中で愛される革なのです。

何世紀も前から革産業が盛んなイタリアで作られたイタリアンレザーには、古くから愛される理由があります。

そんなイタリアンレザーの魅力・特徴を詳しく説明していきます。

革製品の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

イタリアンレザーとは

イタリアンレザーの画像

イタリアンレザーとは、イタリアで創られたイタリア産の革のことです。

イタリアは何世紀も昔から革産業が盛んで、優秀なタンナー(革職人)が数多く存在しています。

また、世界3大レザーの一つであり、高品質で高級な革なのです。

イタリアで創られた古くから愛される革の一つ

昔のイタリアでの製造風景

イタリアのトスカーナ地方では、1200年頃の何世紀も昔から革産業が盛んです。

その昔から使われている伝統の製法が、今現代も代々受け継がれてます。

伝統の製法は、手間暇がかかりますが、絶妙なツヤ感や柔らかさを生み出すことで古くからずっと愛されている革なのです。

イタリアには優秀なタンナー(革職人)が数多くいる

イタリアには、伝統的な製法を施す優秀なタンナー(革職人)が数多くいます。

特にトスカーナ地方のフィレンツェは、職人の街と言われているのです。

同じ製法を用いても、原皮の種類やタンナーの違いによって、様々な異なる革素材が存在します。

世界3大レザーの一つ

3大レザーの写真を並べた画像

牛革の「ブライドルレザー」、馬革の「コードバン」、そしてヌメ革の「イタリアンレザー」が「世界3大レザー」と呼ばれる革です。

そのうちイタリアンレザーは、ベジタブルタンニン100%で鞣したことを認定する、世界で唯一の機関『イタリアン植物タンニンなめし革協会』に定められているのです。

実は、国際基準よりも厳しい品質基準を定めています。その厳しい基準を満たした「イタリアンレザー」は、世界最高の品質を保ち、高級革と言えるでしょう。

イタリアンレザー特徴

イタリアンレザーの画像

古くから愛される伝統のあるイタリアンレザーは、どんな特徴があるのでしょうか?

イタリアンレザーの特徴は大きく3つあります。

  1. 牛革を使用している
  2. オイルレザーである
  3. バケッタ製法を用いている

ここでは、上記の3つの特徴について詳しくお伝えしていきます。

主に牛革を使用している

牛の画像

イタリアンレザーのほとんどは、「牛革」を使用しております。

一概に牛革といっても、使用される牛の年齢や部位は様々で、製品ごとに味わいが違うのです。

そのため、奥が深い味わいを感じることができるでしょう。

オイルを染み込ませた革(オイルレザー)

オイルを染み込ませているのが分かる画像

イタリアンレザーは、たっぷりとオイルを染み込ませたオイルレザーです。

使い込むことによって、革に浸透しているオイルが滲み出し、徐々にツヤが増していきます。

また、質感は柔らかくしっとりと感じることができます。

バケッタ製法で作られている

イタリアの伝統的に受け継がれる『バケッタ製法』という革製法で作られています。

クローム鞣で施されるものは、早いもので24時間ほどでできますが、植物タンニンを使用し鞣されるバケッタ製法は一年以上かかるものも存在します。

手間暇がかかるため、一度にできる数はわずかで量産はできません。しかし、一つ一つの製品は高品質で丈夫な、本革の良さが十分に表現できる仕上がりになるのです。

時間もコストも惜しまず仕上がるイタリアンレザーは、絶妙なツヤ感や質感を感じることができます。

イタリアンレザーの3つの魅力

イタリアンレザーは何より、色が綺麗で美しいツヤ感があります。

また、タンニン鞣のヌメ革であるイタリアンレザーは、エイジング(経年変化)を楽しむことができます。

革自体、高級感を感じることができる上に、使い込むことでも味が出てくるといった魅力が詰まったレザーと言えます。

そんなイタリアンレザーの3つの魅力についてお話ししていきます。

タンニン鞣(なめし)のヌメ革で風合いがあり経年変化を楽しめる

経年変化が分かるイタリアンレザーの画像

タンニン鞣のヌメ革であるイタリアンレザーは、エイジング(経年変化)を楽しむことができます。

使い続けるとどんどん馴染んでいき、ツヤ感が増したり深みのある色合いに変化していきます。

あなただけの、唯一無二のものになり一つとして同じ表情にはなりません。

色が綺麗で美しい艶感がある

艶感が分かるイタリアンレザーの画像

たっぷりとオイルを染み込ませていることから、琥珀のような樹脂状の透明感のある光沢がみられます。

種類によっては様々ですが、何より天然オイルならではの艶やかな発色や光沢が魅力的と言えます。

ヌメ革の最高峰であり高級感がある

革の生産技術は世界の中でもトップクラスで、イタリアンレザーは、世界最高品質の高級革とも言われております。

厳しい基準を満たした「イタリアンレザー」は、ヌメ革の最高峰であると言えるでしょう。

また、世界の有名なハイブランドも揃って取り扱うほど、高品質です。

世界3大レザー独特な香り・ツヤ感・質感が味わえるのがイタリアンレザーならではの高級感です。

イタリアンレザーのデメリット

一点、デメリットと言えるのは高いということです。

特に日本で手に入れる場合は、輸入しなければならないため、関税や輸送コストなどが高くついてしまいます。

さらにイタリアンレザーでブランド名がついている革であれば、より高くなる傾向があります。

※ブランド名がつかないイタリアンレザーも現地には、たくさんあります。

有名なタンナーが施すイタリアンレザーは、高い技術力に加えて、手間暇がかかってしまうからです。

したがって、イタリアンレザーの唯一のデメリットは、値段が高いことだと言えるでしょう。

代表的なイタリアンレザー4選

ミネルバボックス

ミネルバボックスの画像
製造バダラッシ・カルロ社
特徴表面にはシボ加工が施されている為、光沢は少ない
質感革本来の自然な風合いで柔らかい

プエブロ

プエブロの画像
製造バダラッシ・カルロ社
特徴滑らかよりもザラザラとした表面
質感マットな肌触り

ブッテーロ

ブッテーロの画像
製造ワルピエ社
特徴イタリアの染色技術で色付けされている。非常に綺麗な色&カラーが豊富
質感ハリとコシがある

エルバマット

エルバマットの画像
製造テンペスティ社
特徴染料のみで仕上げた素朴で鮮やかな発色が魅力的
質感たっぷり含んだオイルが手に吸い付くような肌触り

イタリアンレザーを扱う有名なブランド

日本でも有名なイタリアンレザーを扱うブランドとして、IL BISONTE(イルビゾンテ)やgenten(ゲンテン)があります。

百貨店で目にしたことがあったり、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

イタリアンレザーを扱う有名なブランドとして2つご紹介していきます。

IL BISONTE(イルビゾンテ)

IL BISONTE(イルビゾンテ)はイタリアンレザーを扱う人気ブランドです。

百貨店などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

イタリア発祥のブランドで、当初はアメリカへ、そこから世界各国へ広まり有名に。

現在は、日本でも人気のイタリアンレザーのブランドです。

IL BISONTE(イルビゾンテ)日本公式オンラインストア

genten(ゲンテン)

バダラッシ・カルロ社のミネルバボックスやミネルバリスシオの素材を使用し、何種類もの商品を展開しています。

主に、植物タンニン鞣しで施した革にこだわったブランドです。

大人可愛いデザインのものが豊富で、特に40~50代に人気のブランドです。

genten(ゲンテン)オンラインショップ

メンテナンスは革の種類や目的によって方法が違う

メンテナンスの画像(ブラシやクリームなど)

イタリアンレザーのメンテナンス方法は、実は革の種類によっても変わってきます

オイルを多く含むものから、初めはゴワゴワした質感のものまで様々です。

オイルを多く含む革は、圧倒的にエイジング(経年変化)が早いです。

よって、メンテナンス方法も違いがありますので、種類別にご紹介していきます。

プエブロ

プエブロの画像

表面はザラザラとした肌触りで、使い込んでいくと超短時間でエイジングが楽しめる革です。

使用はじめにザラザラが気になる方は、布で擦るとツルツルになり、光沢が出てきます。

逆に、表面を傷つけたくない方や、エイジング(経年変化)を遅らせたい方には、防水スプレーをかけることをオススメします。

通常では、デリケートクリームのような油分の少ないクリームを塗り、仕上げにブラッシングすることで光沢が出てきます。

ゴートブラシの画像

M.MOWBRAY プロゴートブラシ

特徴ヤギ毛のブラシは柔らかく、お手入れにオススメ。
密度の高い毛質で、余分なクリームの拭き取りにはもちろん、全体的に馴染ませるのにも最適です。

商品詳細はこちらをクリック

ミネルバボックス

ミネルバボックスの画像

たっぷり油分を含んだ革ですので、クリームでのお手入れは必要ありません。

クリームでお手入れをすると、油分が過剰になってしまいます。

基本的には、タオルで空拭き・もしくは硬く絞った布で水拭きし、その後陰干しでのお手入れをします。

使用はじめに汚れたくない方や、エイジング(経年変化)を遅らせたい方は軽く防水スプレーを吹きかけましょう。

アメダスの画像

columbus アメダス 防水スプレー 420ml

特徴様々な革製品に対応するオールマイティーな防水スプレーは、撥水・撥油・防汚効果を与え、皮革を守ります。

商品詳細はこちらをクリック

エルバマット

エルバマットの画像

ミネルバボックスよりもさらに油分の多い革です。

そのため、同様にクリームでのお手入れは必要ありません

基本的には、タオルで空拭き・もしくは硬く絞った布で水拭きし、その後陰干しでのお手入れをします。

ブッテーロ

ブッテーロの画像

ハリとコシが特徴的な革です。

基本的には、デリケートクリームを塗り、仕上げに空拭きとブラッシングでのお手入れをします。

より光沢を出していきたい方は、ブリオクリーム(コロンブス社)を塗り、同様に仕上げにから拭きとブラッシングを行いましょう。

デリケートクリームの画像

M.MOWBRAY PRESTIGIO リッチ デリケートクリーム

特徴天然アボカドオイル配合でナチュラル志向。深く浸透するクリームで、しっかり潤いを補給し、皮革の劣化防止効果もあります。

商品詳細はこちらをクリック

コロンブスブリオクリームの画像

columbus ブリオ レザーコンディショニングクリーム

特徴みずみずしい、感触のジェル状のクリームで馴染みやすいです。ビーズワックスとヒマワリワックス配合で、持続性のあるツヤを与えます。

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札幌革職人館のオススメ商品

最後に、札幌革職人館オススメのイタリアンレザーをご紹介します。

上記でご紹介した、代表的なイタリアンレザーを使用した商品となります。

財布からキーケース、名刺入れなど様々なラインナップがございます。

エルバマットシリーズ

エルバマットの画像

エルバマットシリーズはこちら

100%植物由来の原材料で、通常の1.5~2倍のオイルをじっくりと原皮に染み込ませ、光沢が出る「引き油」を行なっていないため、革本来のマットな艶を感じることができます。

オイルをたっぷり含んだ革は、使い込むほどに深みと艶が増し、手に馴染むような柔らかさとエイジングをお楽しみいただけます。

エルバマットシリーズはこちら

ミネルバボックスシリーズ

ミネルバボックスの画像

ミネルバボックスシリーズはこちら

柔らかな風合いのあるミネルバボックスは、シボ感とエイジングを楽しむことができます。コバ処理をあえてしておらず、ナチュラルな印象でハンドメイド感のある商品です。

ミネルバボックスシリーズはこちら

プエブロ

プエブロの画像

プエブロシリーズはこちら

手羽立った手触りとムラ感が特徴で、独特の質感を感じれるプエブロ。 使用して短期間で、艶感が増し光沢感も楽しむことができます。

プエブロシリーズはこちら

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