手帳カバーはたくさんの種類があり、どのようなポイントで選べばいいかわかりませんよね。
もちろん自分の気に入ったデザインのものを選ぶのもいいですが、見た目の印象だけで選んでしまうと、失敗してしまう事もあります。
なぜならペンが収納できなかったり、手帳をちゃんと保護してくれないためページがボロボロになったりしてしまうからです。
なので手帳カバーはペンや小物が持ち運べて、ページが開いてボロボロにならないように留め具が付いた物がおすすめです。
この記事では手帳を機能的にしてくれる手帳カバーの選び方やサイズ別のおすすめ商品を紹介します。
気に入った手帳カバーが選べなくて困っている方に役立つ内容です。
ぜひ参考にしてみてください。
手帳カバーのメリット
手帳カバーには3つのメリットがあります。
それは「ページがボロボロにならない」「ペンや小物が一緒に運べる」「本革なら仕事でも好印象」という点です。
手帳カバーは豊富なラインナップがあるため、見た目や機能性など選択肢に幅があるところが大きなメリットです。
詳しく紹介しているのでひとつずつ見ていきましょう。
ページがボロボロにならない
手帳の大部分は紙でできているため、摩擦でページの角や端がボロボロになってしまいます。
手帳カバーが付いているとバッグ内で他の荷物とぶつかったり、出し入れの際に角が折れたり破れたりするのを防げるため便利です。
またページが開かないように留め具が付いた物を選べば、開いた手帳に物が入り込んでページが折れてしまうのを避けることができます。
しかも、文字を書き込んでいる時に表紙が汚れてしまうこともありますが、手帳カバーを付けていれば汚れても交換するだけなので、安心して使うことができます。
ペンや小物が一緒に運べる
ペンホルダー付きの手帳カバーであれば、手帳にペンが収納できるので便利です。
ペンを手帳に挟んだりペンケースを持ち歩く方法がありますが、ペンのクリップが折れたりバッグがかさ張るため、あまりおすすめできません。
ペンホルダーが付いた手帳カバーがあれば、ペンを破損することなく運べてペンケースも持つ必要がなくなります。
またポケットが付いていれば、ふせんや名刺などちょっとした物も収納できます。
ひとつにまとめて機能的に使いこなせば、仕事も捗ること間違いなしです。
本革なら仕事でも好印象
ビジネスシーンで映える本革の手帳カバーがあれば、商談や会議などの場面で仕事ができる印象を与えることができます。
会議の多くは机を挟んで会話が行われるため、机の上の持ち物が相手の視界に入ります。
そんな時、上品な本革のカバーが目に入ったら、手帳を使いこなしている経験豊富なビジネスマンといった印象を与えられるのではないでしょうか。
ビジネスシーンでは本革の手帳カバーがおすすめです。
手帳カバーを選ぶポイント
自分に合った手帳カバーを選ぶポイントを紹介します。
「種類」「サイズ」「ブランド」「留め具」の4つのポイントを押さえれば、使っていて満足できる手帳カバーが手に入ります。
ひとつずつ細かくみていきましょう。
カバーの種類(ブックカバー型・システム手帳型)
カバーにはブックカバー型とシステム手帳型の2つのパターンがあります。
それぞれの違いを以下にまとめました。
ブックカバー型 | 表紙が付いた手帳にかぶせて使用するタイプ |
システム手帳型 | バインダーと同じく詰め替え用の紙(リフィル)をセットして使用するタイプ |
市販されているレイアウトの手帳を使う場合はブックカバー型、手帳内のレイアウトを自由に決めたい場合はシステム手帳型がいいでしょう。
手帳カバーのサイズ
使い勝手に関係する手帳カバーのサイズも重要なポイントです。
持ち歩くのに適した手帳のサイズの目安はA5、B6、A6(紙の規格)になります。
各規格の詳細をまとめました。
規格 | サイズ |
A5 | 210㎜×148mm |
B6 | 182mm×128mm |
A6 | 148mm×105mm |
※手帳カバーは商品によって上記のサイズより若干異なる場合があります。
手帳カバーを選ぶ際のサイズの目安にしてください。
サイズが大きければ手帳に書き込める情報量は増えますが、持ち運びにくくなります。
用途に合わせてサイズを選びましょう。
留め具のタイプ(バタフライストッパー・ベルト式)
手帳に留め具が付いている場合、バタフライストッパーとベルト式の2パターンに分かれます。
バタフライストッパーとは、手帳カバーのループにペンを差すと手帳がロックされ開かない構造の留め具のことです。
手帳カバー表紙部分の両端にループがそれぞれ1つずつ付いており、手帳を閉じて2つのループにペンを差すと手帳がロックされ開かなくなります。
また、側面の空いたスペースにペンを収納できるため、非常に機能的な留め具です。
ベルト式はカバーにベルトとベルトループが付いたものが主なタイプで、留め具として機能する上にワンポイントのデザインとして手帳を彩ります。
サイズ別おすすめ手帳カバー3選
ここからはサイズ別におすすめ手帳カバーを紹介していきます。
A5~A6の3サイズからそれぞれおすすめの手帳を選びました。
機能的な物から上品な本革のアイテムまで、ビジネスシーンで役立つ手帳カバーです。
ぜひ参考にしてみてください。
【A5サイズ】札幌革職人館 A5サイズ 手帳カバー
革製品専門のお店が作っている美しい本革のA5サイズのペンホルダー付き手帳型カバーです。
繋ぎ目がない一枚革仕立てで、職人さんによる手作りでしっかりと仕上げられています。
革製の栞紐(しおりひも)が付けられているので、ブックカバーとしても使用可能です。
バッグから出して持ち歩きたくなる美しい手帳カバーです。
価格: 9,900円(税込)
- 特徴
-
シンプル設計で、本やノートの表紙を差し込むだけで使うことができます。
華美な装飾がなく、カジュアルなスタイルにも馴染むデザインです。
【B6サイズ】無印良品 取り外せるペンケース付き手帳カバー
手帳カバーでありながら、iPad miniや小型キーボードなどガジェット類も収納できてしまう便利な商品です。
実際の商品を見ると手帳を収納するポーチのような形をしており、B6サイズの大きさとポケットの多さが用途に幅を持たせています。
ポリエステル素材でできているため収納しやすく、仕事で使う電子機器を収納するポーチのような使い方ができます。
手帳と一緒に文房具をたくさん持ち歩く場合におすすめです。
価格:1,290円(税込)
商品:商品サイトはこちら
【A6サイズ】手帳カバー A6 本革 栃木レザー
栃木レザーの本格ヌメ革「アニリンレザー」 を使用した本革カバーです。
日本の職人によって手作りで仕上げられており、名入れやペン入れの取り付けなど、カスタマイズが可能。
素材の良さを活かしたシンプルで上品な商品です。
価格:6,600円(税込)
商品:商品サイトはこちら
革の手帳カバーのお手入れの手順
ビジネスシーンで見映えのいい本革の手帳カバーを中心におすすめを紹介してきましたが、本革の場合メンテナンスを行わないと革に傷や汚れなどが目立ってしまい、逆に印象を悪くしてしまいます。
なので、ここからは誰でも簡単にできる革の手帳カバーのお手入れ方法を紹介します。
必要な道具を紹介し、4つのステップに分けてわかりやすくお手入れ方法を説明していきます。
まずは、道具を揃えるところから始めていきましょう。
手帳カバーのお手入れに必要な物
革製品のお手入れに必要な物をまとめました。
すべてAmazonなどの通販で購入可能ですが、札幌革職人館の公式オンラインストアでも購入できるものもあります。
※札幌革職人館のメンテナンス用品はこちら
>> 札幌革職人館 公式オンラインストア
ブラッシングするために必要なブラシ。 馬毛は柔らかくホコリを落とすのに適しています。 | |
革にうるおいを与える革用クリームは「デリケートクリーム」が おすすめです。のびが良く初心者でも扱いやすいです。 | |
クリームを塗り広げるために使用します。 着なくなったTシャツで代用可能です。乾拭きにも使います。 | |
仕上げのためのポリッシングクロスとも呼ばれる布のことで、 ツヤ出しのために使用します。 |
ブラシで汚れとほこりを落とす
馬毛ブラシで革の表面についたホコリや汚れを落します。
汚れやホコリの上からクリームを塗ってしまわないように準備をする作業です。
縫い目や革の段差部分は汚れが溜まりやすいところなので丁寧に掃除します。
革を傷つけないように、優しくブラッシングしましょう。
保革用クリームやオイルを塗る
汚れが落とせたら、保革用クリームを柔らかい布に付けて塗り広げます。
少量ずつ取って全体に塗り広げていきましょう。
この時、円を描くように素早く塗っていくとムラなく馴染ませることができます。
※メンテナンスのクリームについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
>> 定番のおすすめ革クリームはこれ!使い方も合わせて紹介!
時間を置いてクリームを浸透させる
クリームを塗って時間を置くことで、革に油分を浸透させます。
浸透させる前にブラッシングして馴染ませやすくしてから、30分〜1時間ほど日陰で放置しておきましょう。
乾拭きをして余分なクリームを落とす
クリームを馴染ませることができたら、新しく用意した柔らかい布で乾拭きします。
表面に残ったクリームを落として、表面のべたつきを防ぐのが目的です。
仕上げにブラシで磨き上げることで、革の隙間など布で拭けなかったクリームも馴染ませることができツヤのある仕上がりになります。
※メンテナンスについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
>> 革専門店が教える!革製品を長く愛用するための正しい手入れ方法とは
まとめ
ビジネスに必須の手帳は自分に合ったものを選ぶのが難しいですが、手帳カバーを利用すれば自分好みに機能を追加できます。
特にペンホルダーと手帳の留め具の両方の機能を持った、バタフライストッパー付きの商品は使いやすいためおすすめです。
気に入った手帳が見つからない方はこの記事を参考に、手帳カバーを選んでみてはいかがでしょうか。
※カバー以外の機能的なアイテムや手帳そのものについて興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。
>>
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